鹿島・石井監督、逆転Vに「CSを取ったものが今年のJリーグチャンピオン」

胴上げされる鹿島・石井正忠監督(撮影・西岡正)
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 「明治安田生命J1チャンピオンシップ・決勝第2戦、浦和1-2鹿島」(3日、埼玉スタジアム2002)

 鹿島が2戦合計2-2(第1戦0-1)とし、アウェーゴールで上回り、09年以来7年ぶり8度目のリーグ優勝を果たした。先制を許したものの、前半40分にFW金崎夢生が同点ダイビングヘッド、後半34分にはPKを金崎が決めて逆転に成功した。石井正忠監督はインタビューで、時折声を詰まらせ「年間の勝ち点がどうであれ、順位がどうであれ、この明治安田生命チャンピオンシップを取ったものが、今年のJリーグのチャンピオンなんで、それが取れて本当にうれしい」と、喜びをかみ締めた。

 年間順位1位の浦和と、3位の鹿島と勝ち点差は「15」。5勝分の差をひっくり返しての優勝となった。

 昨季と今季にJ1に導入されていたチャンピオンシップ制では、リーグ戦でどれだけの勝ち点差が開いていても、最後のチャンピオンシップ決勝に勝ったチームがリーグ優勝となる。また、来季は1ステージ制に戻るためチャンピオンシップは行われない。

 以下は、石井監督のインタビューのコメント。

 「選手全員の力、このクラブに携わってきてくれた全ての力が集まった結果だと思います。うれしいという一言しかないですね。戦ってくれた選手を僕は誇りに思います。

 今年、とにかくクラブに新しい歴史を、タイトルを一つ残そうという形で、最後このチャンピオンシップ戦ったので、達成できてよかった。うちのクラブに関わった選手全員に誇ってもらえる優勝だと思います。

 これだけの浦和のサポーターの中、数は少なかったですけど、最後の最後まで応援して下さったサポーター、そしてテレビを見てくれているアントラーズのサポーターの皆さんに感謝したいです」

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