「天皇杯・4回戦、鳥栖0-3広島」(12日、ベストアメニティスタジアム)
J1勢による4回戦5試合が行われ、川崎、湘南、鹿島、広島、横浜Mが8強入り。鳥栖は広島に完敗した。
あふれる涙を止められない。今季最終戦を迎えた本拠地で広島に3失点の完敗。兵役に備え、今季限りで退団するMF金民友(韓国)は「最後の試合になったのが寂しく、悲しい」とうなだれた。
鳥栖が持ち味にする運動量、球際で互角に戦いながら、数少ないチャンスを決められた。前半18分に一瞬の隙を突かれ、スルーパスを通されて失点。8分後にCKから2点目を与え、後半8分には豪快なミドルシュートを決められた。「ミスを減らし、もっと集中してほしい。鳥栖にはもっと上へ成長してほしいので」。金民友は最後の注文を付けた。
クラブは金民友が最短でJリーグに復帰可能な2020年まで背番号10を欠番にし、戻ってくる日を待つ。一方で、来季のチームづくりにも着手している。竹原社長はフィッカデンティ監督の続投を公表。「もう一段階上へ行くためには、確実に補強しないといけない」という指揮官の要望に応える考えだ。10番が帰ってくることを願いつつ、悲願のタイトルを目指す。