川崎年間1位に望みつなぐ 森谷ミドル弾!

 「J1、川崎2-0広島」(22日、等々力陸上競技場)

 年間2位の川崎は後半39分に途中出場のMF森谷賢太郎(28)が先制点を挙げ、終了間際にMF中村憲剛(35)がダメ押し弾を決めて2-0で広島に勝利し、2位に浮上した。浦和の第2ステージ優勝は次節以降に持ち越された。

 勝利の瞬間、川崎イレブンは拳をぐっと握りしめた。粘り勝ちで年間順位1位の望みをつないだ。「広島とは、毎回我慢比べになる」と中村が語るように、互いに得点を奪えない展開が続いた。

 均衡状態を破ったのは途中出場の森谷だ。「監督から点取ってこいと言われて、やってやろうと思っていた」。FW小林からのパスを受けると、右足で美しいミドル弾。「得意な形というか、練習でも決めていた」と振り返った。

 5年間チームを率いた風間監督が、今季限りでの退任を表明した。第2ステージ優勝への道は険しいが「このメンバー、スタッフでやれるのも残り少ない。僕らは目の前の試合で、勝ち点3を取らないと前に進めないんで」と中村。愚直に、淡々と勝利を積み重ねる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス