川島が帰国 “応援団長”任命も「経験が日本の役に立つのなら」

 サッカーのロシアW杯アジア最終予選イラク戦(6日、埼玉スタジアム)、オーストラリア戦(11日、オーストラリア)に向けて、6月のキリン杯以来の代表復帰となるGK川島永嗣(33)=メッス=が3日早朝、羽田空港着の航空機で帰国した。

 クラブで出場機会が得られていない川島に対し、ハリルホジッチ監督(64)は会見で「グループの中で特別な役割を担ってほしい。コミュニケーションや励ます部分。メンタルプレーヤーはチームを底から引き上げる」とチームの精神的支柱としての期待を寄せていた。

 川島は「今まで自分も代表を長くやっている。いろいろ感じ、経験させてもらった。それが今の代表や日本のために役に立つのであれば、それに越したことはない」と話し、必要とあれば“応援団長”としての役割も全うする心づもりだ。

 とはいえ、指揮官も「ツーリスト(観光客)とは認識していない」と話していただけに、選手として万全の状態で試合へ臨む姿勢は変わらない。「コンディション的には悪くない。(代表)チームに入って、しっかりやりたい」と気を引き締めた。

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