浦和 終盤10分で3得点 劇的逆転勝利で首位奪取 年間順位も首位まで勝ち差2

 「J1、FC東京1-3浦和」(17日、味の素スタジアム)

 浦和がFC東京に3-1で逆転勝ちし、勝ち点を28に伸ばして首位に立った。G大阪は3-1で名古屋を下して2位に浮上。前節トップで年間1位の川崎は大宮に2-3で逆転負けし、3位に後退した。横浜Mは3-1で新潟に快勝し、1-1で引き分けた神戸と柏と並んで同23とした。福岡は湘南を2-0で破り、連敗を5で止めた。10連敗の湘南は福岡と代わって年間最下位に転落した。

 鮮やかな逆転劇だった。浦和が終盤10分間で3得点を奪い、敵地でFC東京に完勝。8月13日の第8節名古屋戦以来4試合ぶりに第2ステージ(S)首位へ返り咲いた。

 低調な内容で前半を折り返したが、後半開始早々の3分にPKで先制点を許すと目が覚めた。相手が3バックに布陣変更して逃げ切りを図ったことで、DF森脇が「自分たちにとってプラスに働いた」と振り返ったように浦和の勢いが増した。

 後半32分に途中出場の浦和FW李が頭で同点ゴールを突き刺した。3試合ぶりのゴールは今季10得点目。2桁得点は広島時代の11年以来5年ぶりとなり、浦和加入3年目で初の大台に乗せた。「逆境で点を取ることが価値を高める。これで取らないと李忠成が廃る」と胸を張った。2桁得点は興梠、武藤に続いてチーム3人目。“KLM”トリオがそろって大台に到達し「“KLM”を忘れないでほしい」と笑みを浮かべた。

 後半40分にオウンゴールで勝ち越すと、2分後にはFW興梠がダメを押した。残り5試合で第2S優勝に前進し、年間順位でも首位川崎に勝ち点2差と迫ったが、MF柏木は「そこが目標じゃない」と表情を引き締める。見据える高みは年間王者。歩みを止めることはない。

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