J2熊本、5戦負けなしで本拠地戦へ

 「J2、京都1-1熊本」(29日、西京極総合運動公園陸上競技場)

 J2熊本がアウェーで引き分けた。1点を追う後半に途中出場のMF清武が同点弾。熊本地震の影響で開催日が変更された一戦は、3連勝こそ逃したがこれで5戦負けなし。プレーオフ圏内の京都から貴重な勝ち点1をもぎ取った。次節7月3日のC大阪戦は地震後初の本拠地うまかな・よかなスタジアムでの試合となる。

 1点を追う後半23分。1分前に投入されたばかりのMF清武が、FW巻にパス。くさび役の巻からマイナスのパスを受け、清武は右足を振り抜いた。自身2試合ぶりのゴールは値千金の同点弾。「巻さんがいい球をくれた」と清武はうなずいた。

 今回の京都戦は熊本地震で中止になった分の代替試合。前節26日の岐阜戦以降、約2週間で5試合を戦う過密日程で、清川監督は「状態面を考慮して」先発5人を前節から入れ替えた。そんな中、岐阜戦にフル出場した清武が躍動。「疲れはなかったと言ったらうそになるが、最高の準備はできていた」と清武は胸を張った。

 次節7月3日のC大阪戦は、地震後初めての本拠地うまかな・よかなスタジアムでの試合。5試合負けなしで順位も10位に浮上して戻ってくる。「やっと帰れる」とつぶやいた清武は「(熊本以外での)ホームゲーム開催に協力した方、アウェーで温かい声援を送った方に感謝しながら、サポーターとともに戦い、結果を出したい」と誓った。フル出場でアシストを決めた巻も「心待ちにしていた一戦。熊本県民の力を一つにして戦いたい」と意気込んだ。

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