シメオネ監督スタッフに平手打ちも…

 「欧州CL・準決勝第2戦、Bミュンヘン2-1Aマドリード」(3日、ミュンヘン)

 サッカー欧州チャンピオンズリーグ決勝進出を目の前にした緊迫感からあわや仲間割れの一歩手前に-。アトレチコ・マドリード(スペイン)のディエゴ・シメオネ監督が準決勝、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)との第2戦の終了間際にチーム代表責任者の腕を平手打ちしながら叱責する場面が起こった。

 4日のスペイン紙マルカなどによると、2戦合計で2-2ながらアウェーゴールにより優位に立っていたところでシメオネ監督がロスタイムに入ってDFサビッチの投入を決断。しかし交代手続きが手間取ったことで激高。その怒りを同責任者にぶつけたという。

 もっとも事態はその後悪化することなく試合終了。監督は一旦ロッカールームに入ったものの、数分後にピッチサイドへ戻り息子と携帯電話でビデオ通話するなどして頭を冷やすとともに決勝進出の喜びをかみしめたという。

 シメオネ監督は試合後の会見で「相手はこれまで我々が対戦した中で最も強く、特に前半は彼らの出来は素晴らしかった。確かに我々は反撃できなかったが、オブラクがPKを止めた後に状況が変わり、目標達成につながるゴールが生まれた」と試合を分析。自身の監督就任からアトレチコは続けてタイトルを決める最終局面に到達しているが、「単なる偶然ではない。選手が替わり、若い選手が入る中でこれだけの決勝を戦うというのは周囲を含めたクラブがよく語られてしかるべきこと」と実績に胸を張った。

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