手倉森監督訓示 賭博問題気をつけろ!

 「U-23日本代表候補合宿」(11日、静岡県内)

 リオデジャネイロ五輪に出場するサッカー男子のU-23日本代表候補合宿が11日、静岡県内でスタートした。手倉森誠監督は、バドミントン男子の桃田賢斗、田児賢一の違法賭博問題を受け、3日間の合宿中に選手に注意喚起する方針を示した。

 約1時間半の練習を終え、バドミントン界について問われた指揮官は「メダル候補による悪いニュースがあったことは残念」とした上で「(選手には)話そうと思っている。社会的な誘惑が多い中でも、代表を背負う以上は、やってはいけないことは(サッカー)協会やクラブが言っていかないといけない」と語った。

 今回の合宿は、リオ五輪のメンバー入りに向けたサバイバルという側面もある。「(合宿のメンバーは)常連組、再チャレンジ組、新加入が交ざっている。日本サッカーの将来を担うという覚悟を持ってほしい」。ピッチ内外で代表選手としての自覚を強く促す。

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