U22日本代表2枠争い豊川がアピール

 「U-22日本代表合宿」(29日、石垣市内)

 来年1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(1月12日開幕、カタール)に向けて合宿中のU-22(22歳以下)日本代表は29日、沖縄県石垣市内で紅白戦(50分)を行い、主力組が4-1で控え組を下した。残り2枠の最終予選メンバーは30日に発表される。最終試験となる紅白戦で控え組に入ったMF豊川雄太(21)=鹿島=が1アシストをマークし、生き残りへアピールした。

 豊川は右CKで精密な右足を披露した。20分にオナイウの頭にぴたりと合わせた。控え組の唯一の得点をアシストした。「鹿島で練習してきた。どうなるか分からないが、後は待つだけ」と表情も明るかった。

 残された椅子は2つだけ。キッカーは右の矢島、左の山中だけと駒不足だけに印象は残した。手倉森監督は「体を張れると思った。前を取る姿勢はよかった」と評価した。強引なドリブル突破でも存在感を示した。

 一方でMF前田は得意のドリブルが不発に終わり、「難しい面はあった」。FW荒野も「簡単なミスがあった」と肩を落とした。ライバルの2人はアピール不足に終わった。天皇杯準決勝に出場した浦和の関根も有力候補だ。

 残り2枠は、センターバックを1枚削って攻撃の選手を2人入れる予定。最終試験は終了。手倉森監督は「コーチ陣の話を聞いてから決めたい」と語った。

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