広島・浅野同点弾で両親との約束果たす

 「Jリーグ・チャンピオンシップ・決勝第2戦、広島1-1G大阪」(5日、エディオンスタジアム広島)

 J1の年間王者を決める決勝第2戦が行われ、年間勝ち点1位の広島は同3位のG大阪と1-1で引き分け、1勝1分けの2戦合計4-3で、連覇した12、13年以来、3度目のリーグ制覇を果たした。

 約束のゴールだ。後半31分、MF柏の右クロスに、FW浅野は空中で持ち受けるような跳躍で頭を合わせた。完璧なゴールの瞬間、ベンチもスタンドも、熱狂に包まれた。

 この時点でG大阪が逆転優勝するにはさらに2点が必要となり、年間王者の行方は事実上決まった。チームに2年ぶりとなる戴冠をもたらした浅野は「気持ちでねじ込んだ」と喜びをかみ締めた。

 この日も実家のある三重県菰野町から家族が駆け付けていた。試合前には電話で母・都姉子(としこ)さんに「絶対に(ゴールを)取るから」と約束を交わしていた。孝行息子の有言実行弾に、母は試合後「本当に感動しました。もう泣きました」と満面に笑みを浮かべた。

 父智之さんが50歳の誕生日を迎えた2日のCS第1戦では無得点に終わった。「前の試合で決めたかった。次は決めると約束していたので」。3日遅れの誕生日プレゼントに胸をなで下ろした。

 マン・オブ・ザ・マッチの賞金50万円は実家の軽自動車を買い換えるために使う。「家族に感謝です。恩返しができてよかった」。快足ストライカーはどこまでも家族思いだった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス