G大阪、PK戦で死闘を制し準決勝進出

 「ナビスコ杯・準々決勝、名古屋2(9PK10)2G大阪」(6日、パロ瑞穂)

 連覇を狙うJ1G大阪が史上まれに見る死闘を制し、準決勝進出を決めた。第1戦はホームで1-1で迎えたアウェーでの第2戦は、90分間1-1で15分間ハーフの延長に。延長戦も1-1でPK戦に突入。最後は11人目で決着がついた。

 鹿島はFC東京に3-0で快勝し、2戦合計5-2で3年ぶりに4強入り。神戸は柏に2-3で敗れたが、2戦合計4-3で上回った。新潟も浦和に0-3で敗れたものの、5-0で制した第1戦のリードを守った。

 長い、長い、試合だった。強い雨の中、後攻のG大阪11人目のキッカーGK藤ケ谷がネットを揺らすと、静まりかえった名古屋サポーターを尻目に、歓喜の輪が広がった。9-9の11人目、先攻の名古屋GK高木のシュートは枠外へ。あとは決めるだけ。ボールを置き、ゆっくりと後ろに下がると、GKの勘が働いた。「相手GKはPKを外したことも重なって、気持ちが高ぶっている」。右足でゴール右隅へ、一瞬早く相手が動いたのを見逃さず、逆をついた。

 FW宇佐美ら主力4選手を代表遠征で欠きながら、最後まで粘り、準決勝へ駒を進めた。前半41分、MF阿部の同点弾と、延長前半4分のDF岩下の勝ち越し弾をアシストしたMF遠藤は「しんどい試合だったけど、上に上がれるのが1番」と安どし、うなずいた。

 第1戦は、遠藤らを温存し、若手を先発に抜てき。初先発のDF平尾らが懸命に走り抜き、1-1で耐えた。迎えた第2戦は、PKで11人目まで登場するというまれに見る激闘。「ここまで来たら、勝って終わろう!!」。長谷川監督が120分間を終えた選手に伝えたのはそれだけだった。言葉通りの「総力戦」を制し、遠藤は「1戦目の、気持ちのこもったプレーをつなげることができた。代表がいない中、ベスト4は非常にいいこと」と充実感を浮かべ、試合を決めた藤ケ谷も「上につなげられたのはよかった」と喜んだ。

 昨季、頂点をつかんだことでチームの勢いを増したナビスコ杯。全員の力で、次への切符を勝ち取った。

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