「J1、新潟1-2浦和」(12日、デンカS)
首位の広島は鹿島に0-1で敗れ、初黒星を喫して連勝が5で止まった。第1ステージ覇者の浦和は新潟に競り勝って5戦ぶりの勝利を挙げ、年間勝ち点で再び首位の広島と並んだ。
美しい弾道が、チームに勇気とエネルギーを与えた。1-1の後半31分。ゴール前、約30メートルからMF梅崎は右足を振り抜いた。「コースが見えていたので思い切りよく、でも力を抜いて打てた。狙い通り」。逆転弾に加え同点弾もアシストした男が、チームを5戦ぶりの勝利に導いた。
東アジア杯から中断明けとはいえ、猛暑の夏場の一戦。立ち上がりから新潟のハイプレスにさらされ、先制点も奪われ消耗していたが、この一発で好転。DF槙野が「間違いなく勇気が出た」と語るように、再び活力がチームにみなぎった。
GK西川と槙野は東アジア杯の舞台、中国から2日前に帰国したばかり。特に3戦フル出場の槙野は「帰国した日に監督室に呼ばれて『いけるか?』と確認された」という。強行出場の代表勢は守備で貢献。攻守、そしてメンタル面の歯車がかみ合い、勝利をつかんだ。