安藤、骨折も決勝ベンチ入り「感謝」

 「カナダ女子W杯・決勝、日本2-5米国」(5日、バンクーバー)

 決勝を行い、日本代表は米国に2-5で大敗し、初優勝した11年ドイツ大会に続く2連覇はならなかった。

 日本のベンチには、左足首骨折から再合流した安藤梢(フランクフルト)の姿があった。大会前の合宿から寝食を共にした23人が、最後に出そろった。試合後は落胆する仲間を慰めて回り「結果は残念だったけど、ここまで連れてきてくれたチームに感謝している」と穏やかに語った。

 6月8日に行われたスイスとの1次リーグ初戦で負傷し、帰国して手術を受けた。療養中も電話などでメンバーとやりとりし「すごく心強かった。みんなの表情が頼もしかった」とリハビリの励みにした。

 この日は青のユニホーム姿でGK山根恵里奈(千葉)に背負われて入場。ベンチからチームメートを鼓舞し続け「米国は強かった。自分たちはもっともっとやらないといけない」と潔く話した。

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