「カナダ女子W杯・決勝、日本-米国」(5日、バンクーバー)
日本代表「なでしこジャパン」は連覇を懸け、5日午後4時(日本時間6日午前8時)から行われる決勝で米国と対戦する。前回大会の決勝と同じ顔合わせ。日本は2大会連続2度目、米国は4大会ぶり3度目の優勝を狙う。日本は4日、前日練習を行い、攻撃の組み立てを確認。“難攻不落”の米国GKホープ・ソロ(33)の攻略を誓った。
米国は強力な攻撃だけでなく、世界トップクラスの守備力も誇る。今大会は6試合でわずか1失点。しかも5試合続けて失点していない。中心にいるのがGKソロ。MF川澄奈穂美(29)=INAC神戸=は「他の試合を見ていても、彼女じゃなければ得点になっていただろうという場面が数多くある」と警戒した。
難攻不落の守護神だが日本は2011年W杯で2点、12年ロンドン五輪では1点を奪っている。数少ない好機をいかにものにするかが鍵を握る。大儀見は「90分通しての体力的な駆け引きや、相手が嫌がるスペースへの走りを、地味に繰り返して『ここから崩せる』という場面をつくり出していくしかない」とイメージを描いた。
4バックのDFラインも強力だ。右サイドバックのアリ・クリーガー(30)以外は前回から顔触れが変わっているが、センターバックのジュリー・ジョンストン(23)は大会の最優秀選手候補にも選ばれている。司令塔のMF宮間あや(30)=岡山湯郷=は「4バックのバランスの取り方は、かなりレベルが高い。チームワーク、絆が効いている」と語る。
これまでの相手とは次元が違う。それでも気後れすることはない。FW大野忍(31)=INAC神戸=は「絶対にソロから決めて、悔しい顔をさせたい。そして日本は強かったと思わせたい」と意気込んだ。