本田、W杯アジア予選へ準備OK弾

 「国際親善試合、日本4-0イラク」(11日、日産ス)

 FW本田圭佑(28)=ACミラン=が前半5分、電光石火の先制ゴールを決めた。代表通算29得点目で、ハリルジャパンの無傷の3連勝に貢献した。最高の形で調整を終えた日本は、16日に18年W杯ロシア大会アジア2次予選初戦となるシンガポール戦(埼玉スタジアム)に臨む。

 ゴールショーの幕を開けたのはFW本田だった。前半5分、左足でゴール右隅に流し込み、電光石火の先制点でイラクの心を折った。ハリル体制の初陣だった3月のチュニジア戦以来となる代表通算29得点目。「タイミング良くボールが出たので決めるだけだった」と静かに振り返った。

 相手DFとの駆け引きを制して裏に抜け出す動きはストライカーそのもの。「こういう形が増え出しているのは、アタッカーとして着実に階段を上っているという実感がある」と、独特の表現で手応えを口にした。

 歓喜の抱擁を交わしたアシストのMF柴崎には「半分冗談ですけど、俺が代表引退するまでにあと20アシストしろ」と要求していることを明かした。「度胸というか振る舞いは、あの若さで堂々としている。皆さんの期待に応えられる選手になれる」と6歳下の新鋭ボランチを称えた。

 今回の合宿から指揮官の要望で選手の取材対応に人数制限が設けられた。試合2日前は口を閉ざし取材エリアを通り過ぎていたが、9日には取材に応じることが義務づけられた。だが、ルーティンが変わろうとも本田は何一つ変わらなかった。

 イラクから4得点を奪っての勝利は00年アジア杯(4-1)以来。「日本のサッカーが攻撃的に進歩している一つの数字」とW杯2次予選へ大きな弾みを付けた。ただ、後半途中に香川が仕掛けた高速カウンターは本田へのパスがカットされ決定機には至らず。「あそこを合わせるのは簡単な作業ではないが、練習から要求し合うことが必要」と課題も受け止めた。本田が突き詰めるレベルは、はるかに高い。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス