スペイン1部マラガに中国資本介入か

 サッカースペイン1部リーグ、マラガに対し中国人投資家がクラブ買い取りに動いている。

 28日のスペイン紙マルカによると、中国人投資家は仲介の企業を通して働きかけている。クラブが抱えている借金の肩代わりを含め7000万ユーロ(約94億6000万円)の提示で、マラガ側も前向きな姿勢をみせているという。今後の買収話の進展はカタールの王族でクラブ株93%を所有するアル・タニ氏の意向次第。2週間後に話し合いの場を設けており、あるいはより具体的な内容に入る可能性もある。

 スペインではシンガポールの富豪ピーター・リム氏がバレンシア株の70%を買収して事実上のオーナーになったほか、中国の不動産グループ会長である王建林氏がアトレチコ・マドリードの株20%を取得。以上はともに今季に入っての動きで、ほかにもヘタフェの買収で米国資本が参入に動いている。

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