「日本代表候補合宿」(12日、千葉県内)
サッカーの国内組による日本代表候補の合宿が12日、千葉県内でスタートした。約2時間の練習では、バヒド・ハリルホジッチ監督(62)が掲げる縦に速いサッカーの基礎などを確認。W杯ブラジル大会以来の復帰となったFW大久保嘉人(32)=川崎=は「向いていると思う」と語り、ハリル流への適応に自信を見せた。合宿は13日まで行われる。
直感で分かった。ハリル流サッカーの基礎となる練習を終えると、大久保は確信を持った表情で振り返った。「(ボールを奪った後は)みんなでスピードを持って前に出て行くイメージ。日本人に合っていると思う。適応?できる。むしろ、俺はそっちのタイプやと思うから」。チームの方向性と自らの特性の一致を口にした。
練習前には選手に対して、遅刻厳禁を説くなど規律も重んじるハリルジャパン。高校時代、日本屈指の厳しさを誇る国見高で過ごした大久保に驚きはない。「(監督は)非常に熱い人。集中しないとやばいなって思うくらい熱い。でも、ピリッとした空気の中でやれるのはいいこと」と歓迎する。
今合宿最年長の32歳。「自分が一番上なのは不思議」と苦笑いするが、代表定着への気持ちは人一倍だ。「点を取り続けること。若い人と同じ結果なら、若い人を選ぶでしょ?取れなくなったら選ばれない。その覚悟はある」と意気込む。
この日は、13年に亡くなった父・克博さん(享年61)の命日に当たる。「普通の練習だけでしたけどね。でも命日なので選ばれてて良かった」。ロシアW杯に向け、大久保の挑戦が再び始まった。