宇佐美 ACL逆転突破へ「次勝てば」
J1、G大阪は9日、アジア・チャンピオンズリーグ・ブリラム戦(7日、タイ・ブリラム)から帰国した。
日中は気温が38度近くなる酷暑の中、中3日で長距離移動を経て、アウェーで白星をつかんだ。ACLでは開幕から2連敗し、グループリーグ突破は絶望的かと思われた。しかし他チームの結果にも後押しされ、最下位ながら首位とは勝ち点3差。「次勝てばすごく可能性も広がる」とFW宇佐美貴史(22)も力強かった。
長谷川健太監督(49)は「運もあったけど、勝ちたい気持ちを最後まで持ち続けた結果」と選手をねぎらい「これが転機になるようにやっていかないと」と、昨季リーグ戦の大逆転Vの再来を予感させた。
とはいえ、息つく間もなく清水戦(12日、アイスタ)はやってくる。「次に切り替えるのは当たり前です」と宇佐美。劇的な逆転勝利をつかんだG大阪が、公式戦4連勝で復調を目指す。