サッカースペイン１部リーグ、レアル・マドリードに加入したばかりのノルウェー出身の１６歳、ＭＦマルティン・ウーデゴールに対しチームメートがその特別待遇に皮肉をチクリ。新天地での前途多難なスタートを予感させている。２７日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティボが報じた。

　伝えられているところでは、ウーデゴールは週給１０万ユーロ（約１３００万円）を受け取るという。この額は一部のトップチーム所属選手、例えばメキシコ代表ＦＷハビエル・エルナンデスの６万５０００ユーロ（約８７０万円）を大きく上回っている。

　ウーデゴールは普段１軍で練習し、試合は元フランス代表ジダン氏率いる２軍チーム、ＲＭカスティージャに加入する予定。同チームのキャプテン、ＭＦセルヒオ・アグサは「（ウーデゴールの加入が）迷惑になるってことはないけど、僕だって言われているような金額を受け取りたいとは思う」とコメント。一方で「僕らは彼を仲間の一人として迎えるし、良い形で馴染めるように手助けする」とも付け加えている。