首位・浦和ドロー2戦連続取りこぼし

 「J1、浦和0-0甲府」(22日、埼玉)

 敗れた次の試合には必ず勝ってきた浦和が、今季初めて黒星の後に勝ち点3を奪えなかった。仙台に敗れてから中3日。ペトロビッチ監督は「選手たちとじっくり話し合えた」と気持ちを切り替えて臨んだが、ホームで甲府と無得点の引き分けに終わった。

 序盤から5バックで守りを固める相手を攻めあぐねた。「セットプレーで早い時間帯に得点できれば」と話していた柏木のFKはGKの好守に阻まれ、「連敗は絶対に許されない」と気合十分だった李はパスの出し手と呼吸が合わなかった。後半は手数をかけずに攻めたが、槙野のミドルシュートがポストに当たるなど決定力を欠いた。

 92年の第1回ヤマザキナビスコ杯からクラブ通算千試合という節目の一戦。夏場までの勢いが失われてきた。

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