「Ｊ１、Ｇ大阪-川崎」（１８日、万博）

　三冠達成への関門は、休養明けの２人で突破する。リーグ２位のＧ大阪は１７日、勝ち点１差で３位の川崎戦へ向け、吹田市内で調整。ＦＷ宇佐美貴史（２２）は「全力でやらないと、という責任感はある」と話した。

　５日の鹿島戦から２週間で５試合を消化する過密日程の５戦目。１５日の天皇杯準々決勝・大宮戦は主力が休養せざるを得ず、宇佐美はベンチ外で、ＭＦ阿部は出場しなかった。それだけに阿部は「休めたのはプラス。だからこそ次はしっかり走らないと」と言葉に力を込める。

　川崎とはナビスコ杯準決勝でも対戦。合計得点で上回り決勝へと駒を進めたが、１２日の第２戦は公式戦１３戦ぶりの黒星を喫した。長谷川監督も「借りを返したい」と勝利を誓った。