香川ドルト復帰即ゴール「念が通じた」
「ドイツリーグ、ドルトムント3-1フライブルク」(13日、ドルトムント)
ドルトムントのMF香川真司(25)が、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)からの復帰後初戦で、ホームのフライブルク戦の前半41分に得点し、3‐1での勝利に貢献した。FW岡崎慎司(28)のマインツはMF細貝萌(28)のヘルタに3‐1で快勝。岡崎は2得点し、ドイツ1部での日本選手最多得点記録を更新する通算28点目を挙げた。
香川が古巣での復帰初戦に先発し、あいさつ代わりの1得点。8万人もの大観衆の歓声を浴び「結果を残せて良かった」と喜びに浸った。
自らのスルーパスが前半34分の先制点の起点となり「楽になった」と迎えた7分後。近いサイドのムヒタリャンを狙った右折り返しが、フリーでその裏に走る香川へ流れた。右足で冷静に決め「ああいうところでこぼれてくることが大事。念が通じたんじゃないか」と、クラブでの公式戦では昨年5月以来となるゴールの味をかみしめた。
後半19分に足をけいれんさせて退いたが、クロップ監督は「初戦なのに、もう光る存在だった」と称賛。地元紙ルール・ナハリヒテン(電子版)も「国民的英雄のように賛美された」と報じた。