「J1、広島0-1G大阪」(13日、Eスタ)
G大阪の宇佐美貴史、ここにあり。至宝の嗅覚はこの日もさえていた。
「こぼれてくるのはなんとなく分かってたから」。FW佐藤が守備選手に囲まれながらも耐え、こぼれた球へ走り込むと、豪快に右足を振り抜いた。ゴールのほぼ正面、相手GKの脇を抜けネットを揺らした。「あんなコースに飛ぶことはあまりなかったから、GKも不意を突かれたのかな。振り切れた結果だと思う」。
“日本代表”の称号を欲し続けている。9日の代表戦では、同学年のFW武藤とMF柴崎が得点。この日も日本代表FW皆川が相手だったが「人がどうこうより、自分。自分とチームのことだけ」と“無視”を貫いた。
宇佐美の名がスコアボードに刻まれた日は負けない。今季公式戦11戦で得点し、9勝2分。次戦のC大阪とのダービーへも「決めないといけないときは決められる」と言い切った。背番号39の1発で5位に浮上。チームを勝たせるのがストライカーの使命だ。