アギーレ新監督 日本にラテン的活力を!
サッカー日本代表のハビエル・アギーレ新監督が、スペイン紙マルカ(29日)のインタビューに答え、『新生アギーレジャパン』への思い、目標などを熱く語った。
アギーレ新監督はまずスペイン1部・エスパニョールや別の国の代表などからのオファーもあったとし、プロとしての決断から日本代表を選ぶことを決めたと説明した。
現状の日本サッカーで足りないものを「競争する姿勢」と言い切り、「フェアプレー精神の中で、試合のコントロール、ラテン的な活力といったものを私が提供していきたいと思う。彼らのサッカーはスピードがあり技術的には非常に成長してきているが、意地悪さはない。もしかするとサッカー的にはとても無垢だと言えるかもしれない」と率直な感想を述べた。
また、日本には香川、本田、長友…らいい選手がいると水を向けられると「人材がいるのは確か。スペインにはコルドバにマイク・ハーフナーがいるだけだが、イタリア、ドイツには10人近くいる。たくさんの移動をし、たくさんのビデオを見ることになる。ほかに方法はない。とてもいい人材がいて、技術的にとてもいいサッカーがある」と、これから自身が選んでいく選手に期待感をにじませた。
また15年1月に開催され、日本が前回優勝しているアジア杯について「日本は過去4回のうち3回に優勝して、本命3チームのうちの1つ。残る2つは今回開催地のオーストラリアと韓国。目標は“タイトル防衛”と2017年ロシアのコンフェデ杯の出場権をつかむこと」と具体的な言葉を口にした。