西野監督、ピクシー時の自由から管理へ

 J1名古屋は4日、春季キャンプのため中部国際空港からチェンマイへ移動した。西野朗監督(58)はストイコビッチ前監督のもとで慣例となっていた空港への現地集合を改め、愛知県豊田市内のクラブハウスに全員を集めて出発した。

 朝午前8時、クラブハウスに全員が集まってバスへ乗車。中部国際空港へ向かった。ピクシー政権下では各自が所定の時間までに空港へ集まればよかった。

 西野監督は「強調するほどのことじゃない。チームとして一緒に行動するのは当たり前」と当然のように語る。戦う集団として規律やチームとしての一体感を重んじている。

 Jリーグ開幕後もこの手法は続ける。ホーム戦ではスタジアムでの現地解散を禁じ、クラブハウスやホテルへ帰るまでチーム全体で行動する。アウェー戦後に名古屋へ帰る際もチーム全員が同じ移動便に乗ることを義務付ける方針。全くの自由行動だったストイコビッチ前監督からは180度の方針転換だ。

 選手にとっては「自由」から「管理」への大変化。FW永井は「昨年までの現地集合が普通じゃない。(昨年プレーした)ベルギーでもクラブハウスに集合してから遠征に出ていた」とポジティブに受け止めた。

 

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