槙野はチーム999点目「持ってない」

 「J1、新潟0‐2浦和」(30日、東北電)

 浦和はDF槙野智章(25)の先制点と、途中出場のMFマルシオリシャルデス(31)によるクラブのJ1通算1000点目となるゴールで新潟を2‐0で下し、2位に浮上した。記念ゴールを狙っていた槙野は勝利を喜びながら、悔しさもにじませた。C大阪は仙台と1‐1で引き分け、開幕からの連勝が3で止まった。磐田‐鳥栖は3‐3で引き分け、鳥栖のFW豊田陽平(27)がハットトリックを達成。横浜MはFC東京との接戦を3‐2で制し、開幕4連勝の勝ち点12で首位を守った。

 先制した!完封した!でも悔し~い!この試合でチームの2点目を奪った選手は、浦和のチームJ1通算1000点目の得点者として、永遠に歴史に名が刻まれる。浦和が誇るエンターテイナーとしては当然、狙っていたが、結果は“リーチ弾”止まり。槙野は「そういう意味では持っていないのかな」と苦笑いした。

 お膳立ては完ぺきだった。「あうんの呼吸です」と全幅の信頼を置く広島時代からの盟友・MF柏木のCKに、頭で飛び込んだ。一度、ゴール前から離れる動きを入れてから飛び込む頭脳的な一撃。槙野としては珍しく側転をして今季初得点の喜びを表現した。

 スタンドにも両手で9本の指を立て「999」をアピール。あとはもう1点取るだけ、のはずだった。しかし、ゴールどころか新潟の攻勢に次第に押し込まれてしまう。浦和が目指す細かいパスをつなぐサッカーは封じられ、ロングボールでしのぐサッカーを強いられた。そして、後半ロスタイムにマルシオリシャルデスが浦和1000号の記念弾をゲット。おいしいところを持っていかれてしまった。

 「パフォーマンス、1000ゴールに取っておいたんだけどなあ」と悔しがる槙野だったが、悪い内容ながらも勝ったことには「(リーグVの)06年、(ACL優勝の)07年に内容が悪くても勝てていたのと近い」と満足した。

 10年第7節川崎戦(4月18日)後以来の首位奪取が目前に迫ってきたが、「最後に(首位に)立っていればいいですね」とさらり。浦和のV奪還へ、槙野が目立つチャンスはまだたくさんある。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス