神戸、快進撃止まった 鉄壁守備が崩壊

 「J2、京都4‐1神戸」(20日、西京極)

 各地で11試合が行われ、首位の神戸が敵地で京都に1‐4で敗れ、今季初黒星を喫した。神戸は開始2分にCKから今季初失点するなど前半で2失点。同43分にFW吉田孝行(36)のゴールで一時は1点差としたが、後半もカウンターから失点を重ねてしまった。今季昇格した長崎が富山を1‐0で下して初勝利を挙げ、徳島も福岡に2‐1で勝ちって1勝目。G大阪は熊本と2‐2で引き分けた。

 雨の古都で神戸の快進撃が止まった。首位で迎えた3年ぶりの“関西ダービー”は、まさかの4失点。今季無失点を誇っていた守備陣が、前半2分にCKからいきなりゴールを割られた。悔やまれる立ち上がりだった。

 18歳のDF岩波は「(無失点が)開始早々になくなって残念だった」とは振り返り、23歳のDF李光善とともに若いセンターバックコンビにとっては苦い一戦となった。岩波は「連敗だけは避けなければ」と前を向いた。

 今季初スタメンで前半43分に1点を返したMF吉田は「フワッと(試合に)入ってしまった」と唇を噛んだ。ただ、シュート数で相手を上回り、安達監督には「意図的にチャンスをつくることができた」と収穫もあった。まだ1敗。24日には中3日で草津戦(ノエスタ)と次の戦いはすぐにやって来る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス