神戸マジーニョ、デビュー待ちきれん

 J2開幕戦を勝利で飾った神戸が7日、ホーム開幕戦となる岐阜戦(10日、ノエスタ)に向け、神戸市西区のいぶきの森球技場で約1時間半の調整を行った。

 新戦力のFWマジーニョが主力組の左MFでプレー。守備では戸惑いを見せながらも献身的な動きを披露した。安達監督は「オフェンスの良さが影を潜めてしまうようなことは避けたい」と、特長を生かしながらコンセプトの理解を図っていく構えだ。

 マジーニョは今年2月、ブラジルの名門パルメイラスから14年1月1日までの期限付き移籍で加入。身長165センチの左利きで、スピードあふれるドリブルが武器。キャンプ期間中は最長20分間の出場にとどまり、開幕戦もベンチ外だったが、4日の練習試合岡山戦では45分間プレー。指揮官も「コンディションは上がってきている」と期待を寄せる。

 この日別メニュー調整だったMF杉浦も次戦に間に合う見込みのため、マジーニョの起用は流動的だが、本人は「はやる気持ちはある。チャンスをもらえれば次につなげていきたい」とデビューが待ちきれない様子だった。

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