20歳の小川弾で神戸開幕戦4連勝

 「J2、徳島0-1神戸」(3日、ポカリ)

 新エースの開幕弾が“海峡ダービー”に決着をつけた。神戸に4年連続の白星発進をもたらした小川は、敵地のゴール裏を埋め尽くしたサポーターに向かって喜びを爆発させた。「ホームみたいに感じられて心に響いた。プレーしていて気持ち良かったです」と感謝の言葉を口にした。

 7年ぶりとなるJ2での戦い。前半は「風と開幕戦のプレッシャーで大味なゲームになってしまった」と安達監督。試合は後半開始早々に動いた。途中出場したFW田代のポストプレーから、小川がDFの裏に抜け出す。ドリブルで駆け上がる間「どのタイミングで打とうか考えていた」と冷静にゴールに流し込んだ。

 昨季まで在籍したエースFW大久保(川崎)らがチームを去った。この日のスタメンの平均年齢はちょうど25歳。昨季最終節より2・45歳若返った。“ヤング神戸”の象徴が20歳の小川だ。目標は20ゴール。エースの自覚がそう公言させる。

 勝ち点3を手にしても「次につなげないと意味がない」と、小川に慢心はない。大久保から受け継いだ13番を背にチームをJ1昇格に導く。

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