浦和、まさかの失点劇で初戦完敗

 「ACL・1次リーグF組、浦和0-3広州恒大(中国)」(26日、広州)

 各地で開幕し、Jリーグ勢はF組の浦和がアウェーで広州恒大(中国)と対戦し、0‐3で敗れた。1次リーグは32チームが8組に分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進む。

 まさか失点劇だった。前半16分、中盤でパスを奪われると、右サイドを広州恒大のFWムリキに突破される。DF槙野とGK加藤までがかわされると、ゴール正面でパスを受けたFWバリオスに先制ゴールを許した。後半にもサイドチェンジを狙うパスがカットされ、カウンターからムリキに2点目を奪われ、試合終了間際にはオウンゴールで3点目を献上した。

 5年ぶりのACLは3度のミスで自滅した。後半17分には、FW原口がペナルティーエリア内で上げたクロスが相手DFの手に当たったが、ハンドと判定されない“中国の笛”もあった。07年ACL王者の浦和は、アジアの厳しさをあらためて思い知らされた。

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