西田凌佑「感謝でいっぱい」 ボクシング世界戦一夜明け

 国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級タイトルマッチで勝利し、新王者となった27歳の西田凌佑(六島)が試合から一夜明けた5日、大阪市内で記者会見し「うれしさと、応援、トレーナーへの感謝の気持ちでいっぱい」と喜びを語った。

 エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦は下馬評を覆し、ダウンを奪って判定勝ち。打ち合った熱戦を物語るように、顔の右側が大きく腫れていた。今後は他団体の日本人世界王者と闘う統一戦の期待も懸かる。「先のことは考えていない。しばらく休んでリフレッシュしたい。行けてない新婚旅行にも行きたい」と話した。

 試合前は減量に苦しみ「限界を感じた」と打ち明けた。

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