オメガ G1連覇へ白星発進!みのるとの初一騎打ち制す

 「プロレス・新日本」(20日、後楽園ホール)

 真夏のシングルリーグ戦「G1クライマックス」のBブロック公式戦5試合が行われ、前回優勝のケニー・オメガが鈴木みのるとの初シングル対決を制して白星発進を決めた。

 オメガは開始から鈴木とエルボー、チョップなどを激しく打ち合うが、場外乱闘で鉄柵の上に立った際に鈴木に落とされて右足を負傷。みのるにその右足を関節技で徹底攻撃され、大苦戦の展開となった。

 さらに、レフェリーが失神して不在の間に鈴木軍の乱入も受けるが、自身が率いるバレットクラブのバッドラック・ファレが助太刀に現れ、鈴木軍を排除。終盤も鈴木の胴締め裸絞めで追い詰められたが、最後はリバースフランケンシュタイナーからVトリガーを連発し、片翼の天使で葬り去った。

 試合後は「オレは生き残った。今日は、この試合がベストバウトだったと思う」とファンにアピールしたオメガ。インタビューでは「鈴木の野郎、なんとも無慈悲な攻撃を仕掛けて来やがって」と、右足の痛みに顔をゆがめながらも、「初戦に勝つことは自分にとってすごく大事だった。去年は黒星スタートだった。なぜなら油断したからだ。去年の失敗から学んで、初戦から100%で行こうと決めていた。まだ始まりだが、2連覇のためにこの大会はあると思っている」と自信たっぷりに話した。

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