新日本G1開幕・棚橋 ザックの関節技に屈して黒星発進も「大丈夫」

 「プロレス・新日本」(17日、北海きたえーる)

 真夏のシングルリーグ戦「G1クライマックス」が開幕。Aブロックの5試合が行われ、棚橋弘至は鈴木軍のザック・セイバーJr.に敗れて白星発進となった。

 6月に内藤哲也からIWGPインターコンチネンタル王座を奪取するなど長期の不振から脱出し、エース完全復活へ勢いに乗る棚橋だったが、技巧派のザックが繰り出す厳しく多彩な関節技とグラウンドテクニックに大苦戦。自身もドラゴンスクリューを連発するなど反撃し、終盤には得意のハイフライフローを決めてチャンスをつかむが、連発しようとしたところ、鈴木軍のエル・デスペラードの妨害に遭う。それでも2発目を放ったものの、ザックにヒザで迎撃されてもん絶。最後はジム・ブレイクス・アームバーで手首から腕をひねり上げられて、無念のギブアップとなった。

 試合後、棚橋は苦痛に顔をゆがめながらも、「大丈夫!オレはG1クライマックス、16年やってきてるから、こういうこともある」前を向いた。一方のザックは「みんなG1はヘビー級の大会と思っているからヘビー級の選手が勝つと思っているだろうけど、そんなことはない。だからサプライズじゃない」と軽量ながらヘビー級の棚橋を下したことにも平然。「他のチャンピオンも全部倒してやる。次の相手はバッドラック・ファレだろ。10秒で倒してやる」と豪語した。

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