内藤初MVP「当然の結果」ベストバウト逃し不満顔 今季2冠宣言ブチあげた!

 2016年度プロレス大賞(東京スポーツ新聞社制定、デイリースポーツなど選定)の授賞式が19日、都内で行われ、帰国中のため欠席した技能賞のケニー・オメガ以外の全受賞者が出席。最優秀選手賞(MVP)の内藤哲也(34)=新日本=は2年連続MVPと年間最高試合(ベストバウト)の2冠を今年の目標に掲げた。

 “制御不能”な野望をぶち上げた。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを率いて旋風を起こし、初のMVPに輝いた内藤。受賞者の中央に立った喜びを「うれしく思いますが、当然の結果」とふてぶてしく話した。

 だが、昨年8月の両国国技館大会でのケニー・オメガ戦がベストバウトを逃したことに「負けた試合ですが、周りの評判も聞いていて、てっきり2冠を取れると思っていた」と不満顔。リベンジを兼ねて「今年は勝った試合でベストバウト、2年連続MVPのダブル受賞でいきたい」と壮大な目標を掲げた。

 「いろんなプランは練ってあります」と思わせぶりに話しつつ、具体的なことは「今浮かんでいるプランは何なのか。その答えはもちろんトランキーロ(スペイン語で焦んなよの意味)」とはぐらかした。

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