「ボクシング・ウエルター級８回戦」（１３日、後楽園ホール）

　デビュー戦から１５連続勝利（１５ＫＯ）の日本タイ記録を狙う日本同級７位の別府優樹（久留米櫛間）と日本スーパーウエルター級８位のチャールズ・ベラミー（八王子中屋）が１２日、都内の日本ボクシングコミッションで前日計量を行い、別府は６６・０キロ、ベラミーは６６・４キロでともに一回でクリアした。

　別府は「ベルトが欲しいので、勝ちにこだわりたい。今まで相手が格下だと言われて緊張感があった。今度は向こうの方が強いと言われているので緊張はない。こちらのパンチに慣れてくると倒せないので慣れる前に当てたい」と前半勝負にかけるつもりだ。

　一方、帝拳ジムへの移籍が内定しているベラミーは、帝拳のスタッフに伴われて計量を終えた。「（別府は）改めていい選手と思うが、自分のような選手と闘ったことがないのでハードな試合になるのではと思う」と自信を見せた。