井岡「フライ級で最強を証明する」中国の英雄・鄒市明を標的に

 前日の大みそか、ボクシングのWBA世界フライ級王座統一戦を7回TKO勝利で制し、4度目の防衛を果たした世界3階級王者・井岡一翔(27)=井岡=が1日、大阪市内で一夜明け会見を行った。暫定王座のスタンプ・キャットニワット(18)=タイ=に2回、ダウンを奪われながら、7回、左、右のボディーで2度ダウンを奪い返し逆転。団体内の王座を統一し、今年は他団体との統一戦にいよいよ突き進む。 「フライ級で最強を証明する。統一戦をやりたい。会長も僕の思いを分かっている。その時はそう遠くはない。フライ級で統一王者になる準備はできている。2017年、統一王者になります」とキッパリ宣言。井岡一法会長も「そういうマッチメークして盛り上げたい」と約束した。 前日、試合映像は見直した。「攻撃の部分は上がっている。いつも言う『打って打たせないボクシング』をやっていくためにももう1度防御を見直していかないとと思った。スピードもパワー、質を上げていく」と、力を込めた。 標的の筆頭はWBO同級王者の鄒市明(ゾウ・シミン、35)=中国。08年北京、12年ロンドン五輪で連続金メダルを獲得した中国のスターと日中決戦が視野に入る。マカオなど海外戦にも「チャンスが来たらやってみたい」と意気込んだ。

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