ミルコがモーに逆転勝利で準決勝進出!大みそか「バルトをたたきのめす」

キング・モー(左)にキックを見舞うミルコ・クロコップ=さいたまスーパーアリーナ
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 「RIZIN」(29日、さいたまスーパーアリーナ)

 無差別級トーナメント2回戦4試合が行われ、元PRIDE無差別級王者のミルコ・クロコップ(42)=クロアチア=が、昨年のRIZIN100キロ級トーナメント覇者のキング・モー(35)=米国=を2回TKOで下し、31日の準決勝に進出した。

 ミルコは、10日前にヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)に代わって急きょ出場が決まったモーに何度もタックル、パウンドを許すなど苦戦。だが、2回の1分過ぎに左アッパーを顔面にヒットさせると、モーが崩れ落ちて形勢逆転。そこからパンチの連打を浴びせて一気に勝負を決めた。準決勝では、この日に高阪剛(46)=ALLIANCE=を判定で下したバルト(32)=エストニア=と対戦することが決まっており、試合後のリング上で「大みそかはバルトをたたきのめすので、見に来てください」とファンにアピールした。

 その他の2回戦、ワレンティン・モルダフスキー(29)=ロシア=がシモン・バヨル(28)=ポーランド=を、アミール・アルアックバリ(29)=イラン=がヒース・ヒーリング(38)=米国=を、それぞれ判定で下した。

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