JKボクサーがKOでデビュー2連勝 ボクシング界の川島海荷「絶対にKOと思った」

試合後、握手会イベントに参加した女子高生ボクサー・小村楓香
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 「ボクシング・女子アトム級4回戦」(4日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)

 関西初の現役女子高生プロボクサー・小村楓香(19)=門真西高2年、グリーンツダ=が3回53秒TKOで松岡瑞稀(筑豊)を沈め、デビュー2連勝を飾った。

 立ち上がり、右を顔に食らい、膝がガクッと落ちかけたが、「倒れてたまるか!」と気力でもちこたえた。その後は、闘争本能を全開。左フック、ボディーを軸に連打で追い詰めた。

 2回には相手が鼻から流血。血まみれになりながら、攻撃の手は緩めない。3回、コーナー猛ラッシュをかけると、相手陣営からたまらずタオルが投げ込まれた。

 8月のデビュー戦が判定だっただけに、「絶対にKOと思っていた」と有限実行。「気持ちだけでいってしまった。まだまだ課題は多い」と、反省した。

 小村は女優の川島海荷に「似ている」と言われる注目のアイドル系。中学2年時にボクシングに転向してプロを目指した。だが高校2年で「夜遊び」を繰り返すなど、道を踏み外して落第。今春も進級できず、4月からは3度目の2年生として学校に通っている。

 “ビリギャル”から世界王者を目指すJKは「冬休みは体重も気にせず、お餅を食べたいですね」と、解放感に浸った。

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