返り咲き王者・高山の次戦は来春に 2階級制覇プランも

 ボクシングのWBO世界ミニマム級王者・高山勝成(33)=仲里=の祝勝会が28日、大阪市内のホテルで開催され、約100人から盛大に祝福された。8月20日、若き加納陸(18)=大成=との同王座決定戦を6回負傷判定で制し、国内最多4度目の王座返り咲きを果たした。

 カットした古傷の左目上の傷は深く、まだ腫れ上がったまま。再手術も検討している。23日までプエルトリコで行われたWBOの総会に参加し、負傷による試合期間の猶予を訴え、認められた。

 次戦は来春までずれ込む見込みで、2年連続で参加していた大みそか戦は見送られることになった。その間、WBOは暫定王者を設ける方針。高山は復帰戦で暫定王者と防衛戦を行うか、ライトフライ級に階級を上げ、2階級制覇を狙うプランも描く。

 「残り少ないキャリアですから、(2階級を)実現したいし、しないといけない」。まずはケガの完治を優先しながら、ビッグマッチを視野に入れた。

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