「プロレス・全日本」(19日、楽園ホール)
王道トーナメントの準決勝と優勝決定戦が行われ、諏訪魔が初優勝を飾った。優勝決定戦ではゼウスの豪快なパワー殺法に圧倒されたが、最後は張り手合戦で意識もうろうとなりながらも、岩石落としからラストライドにつないでケリをつけた。
右アキレスけん断裂からの完全復活を印象づけ、「初めてなんだよね、王道トーナメントの優勝カップ。できたときから見ているし、何か遠かったなって思いました」と、カップを抱きしめて満面の笑み。「次は3冠(ヘビー級王座)。最高の舞台でやりたいな」と新たな目標を定めた。