穂積3階級制覇!9回終了TKO勝ち「負けると言われたが僕は勝つと決めていた」

8回、左ストレートを放つ長谷川穂積=エディオンアリーナ大阪(撮影・笠原次郎)
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 「ボクシング・WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(16日、エディオンアリーナ大阪)

 元世界2階級王者で同級5位の長谷川穂積(35)=真正=が、9回終了TKOで王者のウーゴ・ルイス(29)=メキシコ=を破り、3階級制覇を達成した。2011年4月にWBC世界フェザー級王座から陥落して以来5年5カ月ぶりに世界王座に返り咲いた。

 右構えの長身のパンチャーである王者に対し、サウスポーの長谷川は左ストレートを上下に散らす上々の立ち上がり。しかし初回に偶然のバッティングが生じ、王者が眉間をカットしたため、WBCルールにより長谷川が1点の減点をとられる。3回にも両者の頭が当たり、試合が一旦中断する。4回終了時の採点は1人が38-37で長谷川。2人が38-37、39-36でルイス有利とした。

 5回、左ストレートを再三打ち込み長谷川が流れを戻す。7回、長谷川が偶然のバッティングで左まぶたをカットするが、レフェリーはルイスのパンチだと判断する。しかしラウンド合間のVTRでバッティングだと認められ、WBCルールでルイスが減点される。8回終了時の採点では、78-72、76-74で2人が長谷川、1人が76-74でルイスと形勢が逆転した。9回、長谷川は左アッパーカットをもらいダメージを負うが、ロープ際を背負いながらも連打で猛然と巻き返す。このラウンド終了後、ダメージの深い王者陣営が棄権を申し出て、長谷川の王座奪取が決まった。

 劇的な復活を遂げた長谷川は「もちろん負けたら引退と決めていた。負けたら引退と口にして試合をする選手はだいたい負けると言われたが、僕は絶対勝つと決めていた」と話し、長男・大翔くん、長女・穂乃ちゃんをリングに上げて5年10カ月ぶりの世界戦勝利の余韻に浸った。

 長谷川はバンタム級、フェザー級に続く3階級制覇で、通算戦績は41戦36勝(16KO)5敗。初防衛に失敗したルイスは40戦36勝(32KO)4敗。

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