ロマゴン4階級制覇 来年にも尚也と夢の対決「よろこんで」
「ボクシング・WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(11日、ロサンゼルス)
ローマン・ゴンサレス(29)が王者カルロス・クアドラス(28)を3-0の判定で下し、46戦全勝(38KO)で世界4階級制覇を成し遂げた。王者は7度目の防衛に失敗した。
体格差による力負けや距離感に戸惑いながらも最後まで積極的に攻め続けた。クアドラスのパンチで両目の下を切り、鼻血も流すなどいつになく苦戦を強いられた。
ゴンサレスは「キャリアの中で最も難しい闘いだった」と激闘を振り返った。顔面は敗者以上に腫れ上がっており「頬が痛いです」と漏らした。
リングサイドでは、WBO世界同級王者の井上尚弥(大橋)が見守っていた。インタビューで対戦の可能性を問われたロマゴンは「喜んでやりたい」と即答。来年にも夢の対決が実現する。





