井上尚弥、古傷の拳は完治強調 KO勝利へ闘志

共同会見に参加した(右から)清水聡、井上尚弥、拓真
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 「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(4日、スカイアリーナ座間)

 調印式とルールミーティング、共同会見が2日、東京都内で行われ、3度目防衛戦に臨む王者・井上尚弥(23)=大橋=は「プロとしてやっている以上、KOは毎回しっかり考えている。KOを狙っている」と、前戦で逃したKO勝利へ闘志をむき出しにした。

 3試合連続でランク1位の挑戦者となるペッチバンボーン・ゴーキャットジム(31)=タイ=を迎え撃つ。「WBO1位なので自分の中では満足している」と相手に不足はない。古傷の拳に関しては「完治している。問題ない」と力を込めた。

 ペッチバンボーンは16連勝で世界初挑戦権を手にした。「来日してから状態はいいし、環境への適応も100パーセント。初めての世界戦を日本でできるのを喜んでいる。井上は非常に強い、日本のスーパースターだし、戦えるのはうれしい。できることはすべてやりたい」と意気込んだ。

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