王者・井上尚弥、3度目の防衛戦へ「いい勝ち方したい」 予備検診は異常なし
「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(4日、スカイアリーナ座間)
予備検診が1日、東京都内で行われ、王者・井上尚弥(23)=大橋=は挑戦者で同級1位のペッチバンボーン・ゴーキャットジム(31)=タイ=とともに異常なしと診断された。
身長163・7センチは相手より1・3センチ低いが、リーチ171・2センチは1・2センチ上回った。診断結果に「自分より身長が高い相手は久々なので、それくらいかな。(対策は)特にない」と余裕の表情。「体重もリミット近いし、コンディションはバッチリ。地元開催で地元ファンの方が多い。その分、いい勝ち方をしたい」と3度目防衛へ力を込めた。
ペッチバンボーンは1分間の脈拍90回。王者との対面に「緊張します」と語った。16連勝中で世界初挑戦。「王者はリーチが長く、戦うのは難しい。ただ練習はばっちりしてきた問題ない。リングに入ったら最後まで頑張る」と金星を狙う。





