WBO高山が新王者で6度目王座 加納は最年少王者ならず

 世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級王座決定戦12回戦は20日、兵庫県三田市駒ケ谷運動公園体育館で行われ、同級2位の高山勝成(仲里)が同級1位の加納陸(大成)に6回58秒、3-0の負傷判定で勝ち、新王者となった。33歳の高山は通算6度目の世界王座奪取。18歳の加納が目指した日本人の世界王座獲得最年少記録更新はならなかった。

 高山は3回にバッティングで左まぶたを切り6回傷口が悪化し、ドクターが試合を止め、6回までのポイントで勝った。高山の戦績は40戦31勝(12KO)8敗1無効試合、加納は日本でのプロデビュー前も含めて13戦10勝(5KO)2敗1分け。

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