阪神・ドラ1立石 G倒弾誓った!球団68年ぶり快挙へ 3戦目予定の竹丸とドラ1対決「勝ちたい」

 明るい表情を見せて外野でノックを受ける立石(撮影・立川洋一郎)
 打撃練習をする立石(撮影・田中太一)
 試合開始が遅れ、ベンチからグラウンドを見つめる立石(撮影・田中太一)
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 「阪神(降雨中止)中日」(21日、甲子園球場)

 阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が21日、プロ入り後初となる「伝統の一戦」に向けて意気込んだ。22日からの巨人戦の舞台となる東京ドームは、大学時代に悔しさを味わった因縁の地でもある。阪神の新人が巨人戦初出場試合で本塁打を放てば68年ぶりの快挙。「打てたら最高」とG倒弾を誓い、3連戦での先発が見込まれる竹丸との“ドラ1対決”にも「やっぱり勝ちたい」と闘志を燃やした。

 涙と歓喜が入り交じる東京ドームで、伝統の一戦を彩るアーチをかけてみせる。“水入り”を受け止めた立石は次戦に向けて闘志を燃やした。

 「(東京ドームは)良いイメージもありますし、負けて悔しい思いをした場所でもある。良い結果を残せたら」

 回想するのは大学2年時の2023年6月6日の全日本大学選手権1回戦だ。富士大との一戦で記念すべき大学1号ソロを放った。4年時の同選手権では東亜大を相手に4打数1安打2三振。チームは0-11で大敗を喫した。いずれも忘れがたい思い出だ。

 19日の中日戦(倉敷)でのプロ初出場からいまだ本塁打はないが、規格外のパワーを誇るドラ1ルーキーにあって、どうしても一発を期待されてしまう。本人は「打てたら最高です」としつつも、「今までホームランを狙って打てたわけでもない。しっかり振っていけば、ある程度飛距離も出てくるので、そこは変えずにいきたい」と冷静沈着だ。本塁打はあくまで安打の延長。確固たる考えがブレることはない。阪神の新人が巨人戦初出場試合で本塁打を放てば1958年の戸梶正夫以来68年ぶり。敵地で快挙に挑む。

 3戦目には巨人のドラフト1位・竹丸の先発が濃厚。ドラ1対決には「いろいろ見方はあると思うんですけど、そういう勝負の中で勝ちたい」と気合をみなぎらせた。

 22日には解説として巨人OBの原辰徳氏が訪れる。同氏との忘れ得ぬ記憶は昨年11月の横浜市長杯での一幕。「(本塁打を)500本くらい打てるバッターになれよ」と直接激励された。当時を振り返り「原さんと話せると思っていなかった。これからすごい選手になりそうだなと思ってもらえるように」と奮い立った。憧れの存在の前で“恩返し”となる一本を放ってみせる。

 この日の中日戦は雨天中止となったが、グラウンドで外野特守を約30分間受けるなど、充実の一日を過ごした。「午前中からいろんな練習ができた。これからの時間も結果を出すためにいい時間を過ごせたら」と笑顔。いよいよ伝統の一戦が始まる。ルーキーは「いつも通り頑張ります」と平常心。立石伝説の1ページ目を一発で飾る。

 ◆阪神新人野手のプロ初巨人戦アーチ… 阪神新人野手がプロ初の巨人戦で本塁打を記録したのは1958年9月7日の戸梶正夫。甲子園での試合で戸梶は、この本塁打がプロ初アーチでもあった。なお、プロ初本塁打が巨人戦だった80年・岡田は自身巨人戦3試合目、87年・八木は同2試合目、97年・今岡は同11試合目、17年・糸原は同9試合目、19年・木浪は同4試合目。ちなみに、佐藤輝は新人だった21年オープン戦での“プロ初巨人戦”で本塁打を放っている。

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