全日本退団の金丸、鈴木鼓に罵声なし
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「全日本」(23日、後楽園ホール)
全日本プロレスからの退団が決まっている金丸義信、鈴木鼓太郎が離脱表明後初の試合を行った。
12月15日・後楽園大会でフリーとなる金丸は渕正信&井上雅央と組み、ドリー・ファンク・ジュニア&青木篤志&佐藤光留と対戦。試合後は「(退団を)発表したけど、いつもと変わらない感じだった」とし、ブーイングを受けなかったことには「受けるまでの選手じゃないってこと」と自虐的にコメント。「12月15日までいつも通りやっていくだけ。あとは何も変わらない」と吹っ切れた表情で話した。
中島洋平と組み、SUSHI&佐藤恵一と対戦した鈴木鼓は「まったくブーイングなどはなく、お客さんが温かいなと改めて思った」と感慨深そう。佐藤恵は鈴木鼓にあこがれて入団した新人で、24日・栃木大会では一騎打ちが組まれている。11月末でフリーとなるものの、12月6日・大阪大会まで参戦する鈴木鼓は「佐藤は短い時間だけど、しっかり試合で教えていきたい」と成長に手を貸すことを約束した。