江藤が世界戦 具志堅会長ばり天然?
「ボクシング・WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(11月28日、ゼビオアリーナ仙台)
帝拳ジムは1日、WBC世界スーパーフライ級2位の江藤光喜が同級王者のカルロス・クアドラス(メキシコ)に挑むタイトルマッチを11月28日に仙台で行うと発表した。木村悠(31)のWBCライトフライ級王座挑戦とダブル世界戦となる。元世界2階級王者の粟生隆寛(31)とガマリエル・ディアス(34)=メキシコ=の10回戦も行われる。
沖縄県出身の江藤は双子の弟・大喜、1歳下の伸悟との「江藤3兄弟」で知られる右ファイター。都内で会見した江藤は口べたとあって、浜田剛史帝拳代表が「沖縄人は口はヘタでも腕で勝てです」とフォロー。江藤も「沖縄では“ソーナイケドミーアル”。頭は悪くても丈夫なら、と言うんです」と、浜田代表に感謝しつつ沖縄弁を披露した。
初のスーパーフライ級に「フライ級は減量が限界だった。力を発揮できると確信している。KO勝負になると思う」と強気。「WBCのベルトが一番カッコいい」と、隣に座る元WBAフライ級王者の具志堅用高会長を全く気にしない“天然”ぶりでも笑わせた。