仲村、サバイバル戦制し金子に判定勝ち

 「ボクシング10回戦」(21日、後楽園ホール)

 2人の世界王者、内山高志(ワタナベ)、三浦隆司(帝拳)を頂点とする日本人スーパーフェザー級戦線で、再浮上をかけた一騎打ちは、同級10位の仲村正男(27)が2位の金子大樹(27)を2-1の判定で下した。

 序盤から積極的に仕掛けた仲村は2回に早くも金子の左目を切り裂いた。中盤は金子の左フックに苦しんだが、ジャブを軸に最後まで丁寧に攻め、接戦を制した。

 昨年は2連敗し引退も考えた。高校時代の恩師に「基本に返れ」と諭され、1カ月の米国合宿で実践。「諦めないで良かった」と涙をこぼした。

 20勝のうち19勝がKO勝ちの強打者。「次は(日本王者の)内藤選手と戦えるように準備したい。ランク入りできるよう頑張って(内山、三浦にも)挑戦したいですね」と意欲を見せた。

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