右肩負傷のため、９月に米ラスベガスで計画していた世界前哨戦が流れたＷＢＣ世界ミドル級４位の村田諒太（２９）＝帝拳＝が２３日、都内のジムで練習した。

　左を中心にシャドー、サンドバッグに６ラウンドのミット打ち、右も軽く繰り出すなど２時間半、精力的に汗を流した。練習後は右肩を入念にアイシング。関係者によると「真っすぐ打つ分には大丈夫。打つ角度によってひっかかる感じ」だという。

　田中繊大トレーナーは左中心の練習について「村田はもともと左もいいけど、もっと良くなる」と話し、災いを福に変えていく。